機能性表示食品制度届出データベース
2020年7月30日届出情報更新
2020年7月30日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2020/06/17届出分)の概要は、以下の通り。
届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来、5年2か月半で累計3,124食品の届出となっている。その内、同日迄に309食品について届出が撤回され、実質届出食品数は2,815食品であり、更にこの内、実際に販売されているのは1,416食品である。
なお、本制度開始以来6年目に入り、これまでの届出数(届出撤回を除いた実効届出)は、それぞれ2015~2019年度で2,643食品、2020年度で既に172食品となっている。
機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ89%及び96%である。
届出機能性表示については、食物繊維及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が439品目、GABAによる「疲労感、ストレス」等が281品目、ルテイン等のよる「目の調子」等258品目、DHA/EPAによる「中性脂肪、認知機能」等173品目、ビフィズス菌、乳酸菌による「腸内環境」等173品目、グルコシルセラミド等による「肌の健康」等147品目、及び葛の花由来イソフラボン等による「内臓脂肪(おなかの脂肪)を減らす」等137品目で、全体のほぼ60%を占めている。
一方、特定保健用食品については、2020年4月28日に今年度5食品目の表示許可が公表されたが、5、6、7月の表示許可は0であり(2020年1-7月累計5品目)、1993年の同制度第1号許可以来約27年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可1,072、承認1品目である。
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