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2020年9月14日(月曜日)

FAO (国際連合食糧農業機関)及びWHO (世界保健機関)は8月19日、乳幼児用食品、香辛料及び香草類、卵類、糖類及び菓子中の鉛に関するデータを募集

2019年4月29日から5月3日までインドネシアのジョグジャカルタで開催された第13回Codex食品汚染物質部会(CCCF13)では、「食品中の鉛汚染の防止及び低減に関する実施規範(CXC 56-2004)の改訂」についてCCCF14で検討するため、

(1)乳幼児用食品(食品及び飼料中の汚染物質及び毒素に関する一般規格(CSX 193-1995)において最大レベル(ML)が設定されたものを除く)
(2)香辛料及び香草類
(3)卵類
(4)糖類及び菓子(ココアを除く)

に含まれる鉛のMLを設定することの必要性及び実現可能性について助言を行うために、ブラジル(CCCF13報告書では米国となっている)座長による電子作業部会(EWG)を設置することに合意した。

CCCF14(2021年)でこの作業を更に進めるために、CCCFのEWGがMLの提案を評価し、また残りの食品カテゴリーのMLを策定できるよう更なるデータ、即ち、過去約10年間の範囲で、次の食品中の鉛に関する新規又は追加のデータの提出(2020年11月15日まで)を求めている。

・乳幼児向けの果汁及びハーブティー
・乳幼児向けのヨーグルト、チーズ及び乳原料のデザート
・乾燥香辛料(①花の部分、②樹皮、③根茎、球根及び根(生姜、ウコン等))
・うずら卵
・卵製品
・ブラウンシュガー
・シロップ及び糖蜜

FAO/WHO Request:
CCCF13 Report:


本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。

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