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2021年1月6日(水曜日)

機能性表示食品制度届出データベース
2020年12月25日届出情報更新

2020 年 12 月 25 日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2020/11/17 届出分)の概要は、以下の通り。

届出総数は 2015(平成 27)年の制度開始以来、5 年 9 か月で累計 3,590 食品の届出となっている。その内、同日迄に 392 食品について届出が撤回され、実質届出食品数は 3,198 食品であり、更にこの内、実際に販売されているのは 1,636 食品である。

なお、本制度開始以来 6 年目に入り、これまでの届出数(届出撤回を除いた実効届出)は、それぞれ 2015~2019 年度で 2,562 食品、2020 年度で既に 636 食品となっている。

機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ 90%及び 96%である。

届出機能性表示については、食物繊維、イヌリン及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が 494 品目、GABA による「疲労感、ストレス」等が 328 品目、ルテイン等による「目の調子」等 298 品目、ビフ ィズス菌、乳酸菌による「腸内環境」等 205 品目、グルコシルセラミド等による「肌の健康」等 157 品目、 DHA/EPA による「中性脂肪、認知機能」等 140 品目で、全体の 49%を占めている。

一方、特定保健用食品については、2020 年 4 月 28 日迄に今年 5 品目、8 月 21 日に 1 品目、10 月 13 日に4 品目、12 月 25 日に 1 品目の許可があり、2020 年 1-12 月の累計で 11 品目である。1993 年の同制度第 1号許可以来約 27 年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可 1,070、承認 1 品目となっている。

本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。

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