機能性表示食品制度 届出データベース
2024年8月1日届出情報更新
2024(令和6)年8月1日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2024/06/19届出分)の概要は以下の通り。
届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来10年目(記号J)に入り、紅麹サプリメントに端を発する機能性表示食品の安全性に対する懸念から、5月7日更新データにおいて、それ迄の上昇傾向に変化が生じ、4月2日届出迄の実質届出食品数は6,713食品(同39件減)となった。しかし、5月30日更新データでは、4月14日迄の届出は累計8,372食品(前月比76件増)と回復しており、8月1日更新データでは、6月19日迄の届出で累計8,647食品(前月比150件増)、その内同日迄に1,757食品について届出が撤回(同105件増)され、実質届出食品数は6,890食品(同45件増)、更にこの内、実際に販売されているのは3,360食品(同27件減)(届出食品の49%)であった。
機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ95%及び97%である。
届出機能性表示については、GABAによる「疲労感、ストレス」等が前月に続き第1位となり898品目(13品目増)、次いで食物繊維、イヌリン及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が772品目(9品目減)、今回ルテイン等による「目の調子」等643品目(14品目増)が第3位、乳酸菌及びビフィズス菌による「腸内環境」等が第4位となり630品目(9品目減)、次いで、DHA・EPA及びイチョウ葉フラボノイド等による「中性脂肪、認知機能」等381品目(増減なし)で、全体の48%を占めている。
(この情報について)
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