機能性表示食品:届出データベース情報サマリー(2019.8)
2019年8月1日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2019/06/21届出分)について、以下の通りまとめた。
届出情報によれば、届出数は2015(平成27)年の制度開始以来、4年4か月で累計2,253食品の機能性表示の届出となっている。その内、現在までに185食品(8%)について届出が撤回されていることから、実質届出食品は、2,068食品であり、この内、実際に販売されているのは966食品(47%)である。
機能性の評価方法については、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが、サプリメント形状及び加工食品においてほぼ90%を超えている。
届出機能性表示については、食物繊維成分による「おなかの調子」等が306品目(15%)、「疲労感、ストレス」等が200品目(10%)、「目の調子」等198品目(10%)、「中性脂肪、認知機能」等158品目(8%)、「腸内環境」等133品目(6%)、「肌の健康」等124品目(6%)で、全体の半数を超えている。
機能性表示食品の届出及び機能性表示のまとめ(2019/08/01現在)
本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。
(無断転載禁止)本コンテンツの著作権は、アルゴリンクス株式会社にあります。権利者の許可なく複製、転用等する事は法律で禁止されています。