機能性表示食品:届出データベース情報サマリー(2019.11)
2019年11月5日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2019/09/20届出分)の概要は、以下の通り。
届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来、4年5か月余りで累計2,482食品の届出となっているが、その内、同日迄に215食品(9%)について届出が撤回され、実質届出食品数は2,267食品(サプリメント形状1,129、加工食品1,099、生鮮食品39食品)であり、更にこの内、実際に販売されているのは1,002食品(44%)である。
機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが、サプリメント形状及び加工食品においてほぼ90%を超えている。
届出機能性表示については、食物繊維及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が339品目(15%)、「疲労感、ストレス」等が222品目(10%)、「目の調子」等207品目(9%)、「中性脂肪、認知機能」等163品目(7%)、「腸内環境」等140品目(6%)、「肌の健康」等132品目(6%)で、全体の半数を超えている(53%)。
一方、特定保健用食品については、11月6日に新たに1食品の表示許可が公表され、2019年の1月からの許可は28品目となり、1993年の同制度第1号許可以来26年間の累計では、実質(現在迄の失効及び撤回品目を除く)ベースで、許可1,071、承認1品目である。
機能性表示食品の届出及び機能性表示のまとめ(2019/11/05現在)
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