機能性表示食品制度届出データベース
2020年1月8日届出情報更新
2020年1月8日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2019/11/24届出分)の概要は、以下の通り。
届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来、4年7か月余りで累計2,621食品の届出となっているが、その内、同日迄に230食品(9%)について届出が撤回され、実質届出食品数は2,391食品(内訳:サプリメント形状1,185、加工食品1,159、生鮮食品47食品)であり、更にこの内、実際に販売されているのは1,191食品(47%)である。
機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ90%及び96%である。
届出機能性表示については、食物繊維及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が366品目(15%)、GABAによる「疲労感、ストレス」等が236品目(10%)、ルテイン等のよる「目の調子」等216品目(9%)、DHA/EPAによる「中性脂肪、認知機能」等166品目(7%)、ビフィズス菌、乳酸菌による「腸内環境」等145品目(6%)、葛の花由来イソフラボン等による「内臓脂肪(おなかの脂肪)を減らす」等139品目(6%)、及びヒアルロン酸等による「肌の健康」等131品目(5%)で、全体のほぼ60%を占めている。
一方、特定保健用食品については、2019年12月18日に新たに4食品の表示許可が公表され、2019年の1月からの許可は32品目となり、1993年の同制度第1号許可以来26年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可1,074、承認1品目である。
機能性表示食品の届出及び機能性表示のまとめ (2020/01/08現在)
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