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2021年3月11日(木曜日)

機能性表示食品制度 届出データベース
2021年3月10日届出情報更新

2021年3月10日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2021/01/29届出分)の概要は、以下の通り。

届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来、5年10か月で累計3,817食品の届出となっている。その内、同日迄に396食品について届出が撤回され、実質届出食品数は3,421食品であり、更にこの内、実際に販売されているのは1,726食品である。

なお、本制度開始以来6年目に入り、これまでの届出数(届出撤回を除いた実効届出)は、それぞれ2015~2019年度で2,560食品、2020年度で既に861食品となっている。

機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ91%及び96%である。

届出機能性表示については、食物繊維、イヌリン及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が515品目、GABAによる「疲労感、ストレス」等が350品目、ルテイン等による「目の調子」等313品目、乳酸菌、ビフィズス菌による「腸内環境」等223品目、グルコシルセラミド等による「肌の健康」等164品目、DHA・EPAによる「中性脂肪、認知機能」等148品目で、全体の50%を占めている。

一方、特定保健用食品については、2020年1-12月の累計で11品目であったが、2021年3月時点で0品目である。1993年の同制度第1号許可以来約27年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可1,070、承認1品目となっている。

本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。

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