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2021年10月12日(火曜日)

機能性表示食品制度 届出データベース
2021年10月7日届出情報更新

2021 年 10 月 7 日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2021/08/27 届出分)の概要は、以下の通り。

届出総数は 2015(平成 27)年の制度開始以来 6 年と 5 か月で、累計 4,566 食品の届出となっている。その内、同日迄に 485 食品について届出が撤回され、実質届出食品数は 4,081 食品であり、更にこの内、実際に販売されているのは 2,030 食品である。

なお、本制度開始以来 7 年目に入り、これまでの届出数(届出撤回を除いた実効届出)は、それぞれ 2015~2020 年度で 3,537 食品、2021 年度 5 か月で 548 食品が届出されている(令和 3 年 8 月 27 日届出分迄)。

機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ 92%及び 96%である。

届出機能性表示については、食物繊維、イヌリン及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が 594 品目、GABA による「疲労感、ストレス」等が 427 品目、ルテイン等による「目の調子」等 376 品目、乳酸菌、ビフィズス菌による「腸内環境」等 293 品目、グルコシルセラミド等による「肌の健康」等 185 品目、DHA・EPA による「中性脂肪、認知機能」等 163 品目で、全体の 50%を占めている。

一方、特定保健用食品については、2020 年 1-12 月の累計で 11 品目であったが、2021 年 9 月 28 日時点で合計 12 品目である。1993 年の同制度第 1 号許可以来約 27 年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可 1,075 品目、承認 1 品目である。

本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。

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