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2022年3月8日(火曜日)

機能性表示食品制度 届出データベース
2022年03月07日届出情報更新

2022年03月07日、消費者庁による機能性表示食品制度届出データベース届出情報が更新された。機能性表示食品の届出及び機能性表示(2015/04/01~2022/02/08届出分)の概要は、以下の通り。


届出総数は2015(平成27)年の制度開始以来6年と10か月で、累計5,120食品の届出となっている。その内、同日迄に513食品について届出が撤回され、実質届出食品数は4,607食品であり、更にこの内、実際に販売されているのは2,311食品である。


なお、本制度開始以来7年目に入り、これまでの届出数(届出撤回を除いた実効届出)は、それぞれ2015~2020年度で3,512食品、2021年度10か月で1,0952食品が届出されている(令和4年2月8日届出分迄)。


機能性の評価方法については、特定保健用食品の場合と異なり、最終製品を用いた臨床試験によるものではなく、最終製品又は機能性成分に関する研究レビューによるものが大部分を占め、サプリメント形状及び加工食品において、それぞれ93%及び97%である。


届出機能性表示については、食物繊維、イヌリン及びオリゴ糖成分による「おなかの調子」関連が658品目、GABAによる「疲労感、ストレス」等が505品目、ルテイン等による「目の調子」等424品目、乳酸菌、ビフィズス菌による「腸内環境」等334品目、グルコシルセラミド等による「肌の健康」等192品目、DHA・EPAによる「中性脂肪、認知機能」等184品目で、全体の49%を占めている。


一方、特定保健用食品については、2020年1-12月の累計で11品目であったが、2021年では合計16品目である。2022年の許可は、3月7日現在0である。1993年の同制度第1号許可以来約27年間の累計では、これ迄の失効及び撤回品目を除き、実質許可1,068品目、承認1品目である。

本記事は、Algolynx Business Sphere®が収集する情報から構成しています。 記事の内容については、発表元のソースをエビデンスとし、出来るだけ正確な情報の積み上げに努めていますが、 一部筆者の個人的な考察に基づいて書かれています。

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